2次試験、今年はダメだったな。
A〜Dの区分だとどこがダメだったのかよくわからないよ。得点調整とかされてるって聞くし、正確な点数を知りたいな。
この記事はこんな方におすすめです。
- 情報開示請求をすれば正確な得点が分かる
- 開示結果は1月後半?以降に発送される
2次試験のあとの通知は合格者と不合格者で異なる
実は、2次試験(筆記試験)に合格すると、筆記試験の得点に関する通知は一切ありません。
口述試験の案内のみ送られてきます。
一方、不合格者に対しては、事例Ⅰ〜Ⅳまで「A・B・C・D」の得点区分が通知されます。
A | 60%以上 |
B | 50%以上60%未満 |
C | 40%以上50%未満 |
D | 40%未満 |
合格基準は、総得点が60%以上であり、40%未満の科目がひとつもないこと、となっています。
A・B・C・Dの4区分あるとはいえ、Aの60%以上とDの40%未満はかなり幅広いですよね?
Aだったとしてもギリギリ60%なのか、余裕の80%なのか、今後の対策を考える上で大きく違います。
不合格だった場合には、正確な得点を知ることが、合格への第一歩ではないでしょうか。
また合格した方におかれては、A・B・C・Dの区分すら分からない状態は、なんとなく気持ち悪い感じがしますよね。
これから診断士としての道を歩むからこそ、労を惜しまず過去の道のりを正確に振り返り、今後の糧とすべきではないでしょうか。
同じ試験を再度受けることはありませんが、計画と実績を振り返り改善を重ねていくPDCAは、他の試験や実務に通じるものです。
2次筆記試験の結果に関わらず、得点開示請求することをおすすめします。
得点開示請求の方法
開示請求にあたっては、次の住所に、必要書類を送るだけです。
出典:「個人情報の保護に関する法律」第28条第1項の規定に基づく中小企業診断士試験にかかる保有個人情報の開示請求の申請手続きについて
簡易書留郵便で送ってくださいね。
普通郵便で送っても大丈夫だったという声もありますが。
保有個人情報開示請求申請書 | 上記出典で検索すると、Word文書がでてきます |
本人確認書類 | 運転免許証など |
住民票の写し | 30日以内に取得したもの/申請者本人のみが記載され、個人番号(マイナンバー)や住民票コードの記載のないもの |
返信用封筒・切手 | 392円の切手を貼る/定形(12cm×23.5cm以内) |
これらの書類を封筒に入れ、定形なら同じく392円の切手を貼り、郵便窓口に持って行けば大丈夫です。
夜間窓口がある郵便局であれば、夜遅くでも対応してもらえるので、サラリーマンでも大丈夫です。
開示結果は1月後半以降?
2次試験の結果発表は12月の後半です。
その後からの手続きとなりますので、事務作業の時間を考えると年明け以降となります。
申請後1ヶ月過ぎても解答が届かない場合には連絡くださいとの記載がありますので、通常の作業時間で最大1ヶ月というところでしょう。
例年の状況を見ていると、合格後すぐに申請して早くて1月半ば、通常で後半に回答が届いているようですね。
ではまとめです。
- 情報開示請求をすれば正確な得点が分かる
- 開示結果は1月後半?以降に発送される
コメント