口述試験はほとんど合格するって聞くけど怖い。
無言になったらどうしよう。
こんな不安にこたえます。
- 同じ質問を何度もされたけど合格できた
私は平成最後の中小企業診断士試験に独学3ヶ月で1次2次ストレート合格しました。
私が受験した口述試験の雰囲気をお伝えしたいと思います。
口述試験の対策
口述試験の対策は3つだけ。
①再現答案をつくる、②別解をつくる、③想定問答集を小学生でもわかるよう言い換える
このことについてはこの記事で詳しく書いています。
私自身は①再現答案はしっかりできました。
ですが、②と③については半分くらいの対策しかできませんでした。
想定問答集の数も多くささーっと眺めただけだったり、問題の分析も甘かったと思います。
燃え尽きました。
どうせほとんどが受かるでしょという甘えもありました。
実際に口述試験を受けた結果
会場は2次筆記試験と同じ会場でした。
15分刻みと思われる試験時間の30分前に受付を済ませるよう案内通知に書いてありました。
1時間ほど前に到着し受付。
奥の小さな部屋、15人ほどが座れる部屋で待つよう案内されました。
10人ほどが待っていたでしょうか。
筆記試験の問題や想定問答集と思われるものを各自見ながら呼ばれるのを待っていました。
私は、まだまだ時間があったので受付に一言断り一旦会場を出て周囲を散歩しました。
とてもいい天気で、近くの公園をぐるっと回りました。
実は2次試験の際も休憩時間に同じように公園を散歩しました。
私は緊張しがちなので、少し体を動かしてリラックスしたかったのです。
部屋に戻って周囲の様子を伺っていると、となりの部屋から少し声が漏れ聞こえてきました。
すぐ隣で試験を行っていました。
耳をそばだてて内容を聞こうとしましたが、具体的な質問や回答は聞き取れませんでした。
そうこうするうちに自分の番号が呼ばれました。
入室する
ノック、挨拶、第一印象の笑顔、明るい声。
荷物を入り口脇の荷物置きへ。
数歩先に椅子。
長机を縦に挟んだ遠方に試験官2名。
1名は笑顔、1名は真顔。
「失礼します」と座り、名前と生年月日の確認。
試験官から試験の進め方等の確認。
質問はじまる
試験官「例Ⅱについてお伺いします。〜〜〜〜〜では、あなたは〜〜〜〜〜とお答えいただきましたが、他に〜〜〜〜〜〜はありますか?」
私「(別解求めるパターンね)〜に関し、〜ということですね(聞かれていることの確認)。〜については、〜〜。」
試験官「他にありますか?」
私「(他にだと?)そうですね、例えば〜の場合では、〜と考えます。」
試験官「他にはいかがですか?」
私「(え?まじで?これ噂の落とされたパターンのやつじゃん。とりあえず笑顔で。)はっはっはー、そうですねー。ペラペラペラ。」
試験官「他にはいかがですか?」
私「(詰んでるの?こわい。)ペラペラペラペラ。」
試験官「ありがとうございました。では次の質問です。」
試験終了
という感じで追い込まれました。
しかしながら互いの雰囲気は明るく終始笑顔で和やかに進みました。
うまく答えられない問いもあれば、うまく答えられた問題もあり、なんとかなったかなと思いました。
質問は事例ⅡとⅢからそれぞれ2つずつ出されました。
ほとんど筆記試験の問いと同じ問いだったと思います。
1つは想定問題と全く同じでした。いわゆる用語説明はありませんでした。
これで終了。
それなりに準備をしたので、それなりに回答できました。
ですが、仮にもっと準備をしていなかったとしても大丈夫だったと思います。
全くしゃべらないとか奇声を上げるとか、よっぽどおかしなことがなければ受かる試験だと思います。
それでも不安がなくならない人はそれなりの準備をすればよいかと思います。
結果発表は12月25日で素敵なクリスマスプレゼントになりました。
みなさまの良い結果を祈っています。
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