

運良く1次突破したけど、2次試験て何するの?
何をどうやって勉強すればいいのかな?
「ふぞろい」って実際どうなの?
こんな不安におこたえします。
- 2次試験は国語の要約
- テキストは過去問と財務問題集 + α
私は独学3ヶ月で1次試験を合格し、そのあとに約2ヶ月の勉強で2次試験に合格しました。その際に使用したおすすめテキスト、あまり使わなかったテキストを紹介します。
最短合格するにはテキスト選びが最も重要です。
これを間違えると取返すことが難しくなりますのでしっかりと考えましょう。
2次試験で求められること
あなたは中小企業診断士2次試験で求められる能力を理解していますか?
2次試験は模範解答が公開されていません。
そのため、参考書や合格者のブログで多くの独自解法が喧伝されています。
それぞれが正しいと思います。一方で、少し考え過ぎじゃないかな?と思うこともあります。
そしてこの記事もそんな玉石混交の一部です。
ですので受験生にとって、何を信頼するか?その根拠は何か?を自分で考え結論を出さなければなりません。
すでに試験は始まっていると言えます。
2次試験の解法について、私の考え方を紹介します。
- 国語の要約試験である
- 自分の解釈を入れない
- 1次試験の知識を使わない
まず与えられた文章をそのまま理解します。
問題文の制約条件に注意しながら、該当する箇所を探ります。
そして、文章を文字数に合うように要約して解答を作成します。
小学生が理解できる言葉で書くことを意識し、1次試験の専門用語は使いません。
正しく読みやすく理解しやすい日本語で、端的に表現します。
経営の基本理念は当たり前のことを当たり前に行うことと考え、思い付きのアイデアは書きません。
○○〇出来ていないと書いてあれば、○○○出来るようにする、とこたえます。
これは「ふぞろい」による再現答案、予備校の解答例、各種参考書籍の分析から出した解法です。
これらを比較し、合格レベルには問題文の要約で十分との結論に至りました。
傾向として、
合格答案は、「てにをは」に間違いがなく、読んで理解できる解答です。
不合格答案は、切り口テクニックや1次知識にこだわり、不自然な解答です。
この方針のもと、実際に使ったテキストを紹介します。
おすすめテキスト
こちら私が2次試験のために購入した書籍一覧です。
はじめに国語力を養うため「現代文読解力の開発講座」を学習しました。
およそ2週間かけて取組みました。
近年では目にする媒体の情報量が多く、ざっと概要を掴むような読み方に慣れてしまっていたことに気づきました。
このテキストのおかげで、文章を論理的にしっかりと読むこと、どのように要約するかを学びました。
これは中小企業診断士2次試験に直結したと思います。
次に過去問です。
左から2冊目と3冊目の本は著者オリジナルの解法と解答例を学ぶことができます。
それぞれの解き方を真似しながら改良したり戻ったりしました。
問題文をマーカーで塗りつぶしてみたり、5色のボールペンを買ってみたり。
結局はシャーペン1本になりました。
この2冊から最も多くを学んだかもしれません。
これを土台に過去問を分析しながら自分のスタイルをつくりました。
さらに「ふぞろい」数冊とTAC過去問集を購入しました。
上記参考書と同年度の解答を見比べながら分析しました。
いろいろな解答がありとても興味深いです。
大手予備校の解答の方が、日本語としての違和感が大きかったり、どうしても納得いかない内容の印象があります。
過去問は7年分くらいを1〜2回解きました。
ときにはしっかり文章まで書いたり、やる気が出ない時は解答骨子までにとどめたり。
毎日1〜2題を解きました。
さらに事例Ⅳ対策として、TACの財務会計問題集を繰り返しました。
これをやればほとんど大丈夫だと思います。
事例Ⅳが苦手な人はまず合格しないと思ったほうがいいです。
あまり使わなかったテキスト
一方で、あまり使わなかったテキストがあります。
界隈では有名な「イケカコ」や「スモールビジネス・マーケティング」は時間が足りず、「全知識・ノウハウ」はあんまりピンときませんでした。
1年間の準備期間があったらどれもしっかりやりたかったですが、限られた時間で消化できる自信がなかったので他のテキストに集中することしました。
これから実務に向けて活用したいと思います。
具体的な勉強方法などはまた別の記事にしたいと思います。
まとめです。
- 2次試験は国語の要約
- テキストは過去問と財務問題集 + α
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