
2次試験合格してるか分からないけど口述試験の準備しなきゃ
なにすればいいの?
こんな不安にこたえます。
- ほとんどの人が受かります
- 再現答案を作ること、別解を考えておくこと
私は2018年の5月から中小企業診断士の勉強を開始し、独学3ヶ月の勉強で1次試験を全科目合格、その後の2次試験もストレート合格、そして口述試験も無事に合格しました。この経験を踏まえて、どのようなことを考え、どんなことをしてきたかをお伝えし、皆様のお役に立てればと思います。
口述試験てどんな試験?
口述試験は2次筆記試験の合格発表の2週間後に行われます。
ほとんどの人は合格発表後に準備を開始していると思うので、試験直後から必死に準備する必要はないと思います。
- 筆記試験合格発表の2週間後に
- 筆記試験の事例をもとに
- 1人ずつ10分間
- 99%の合格実績がある
何を聞かれるの?
2次筆記試験の事例Ⅰ〜Ⅳの内容です。
2つ程度の事例が選ばれます。
事例問題と同じ内容を聞かれたり、関連する1次試験の専門用語の説明を求められます。
1人ずつ試験官2名から質問されます。
時間は10分間。
1問につき2分間で回答するよう求められます。
ですので挨拶・説明時間などを含めて4問くらい聞かれることになります。
ほぼ全員が合格しています。
欠席者以外が全員合格しているんじゃないでしょうか。
ところが、とある年度のとある会場では、とある質問に答えられなかった受験生10名程度が不合格になったとの話もあるようです。怖いですね。
統計資料によると、この15年では平成15年に13名の不合格者が出た以外はいずれも1〜5名程度の不合格者数となっています。
出典:中小企業診断協会
口述試験の対策方法は?
2次筆記試験の内容が問われます。
ですので対策は2次試験の問題を解くことです。
試験問題と同じ問いを聞かれます。
- 筆記試験の事例問題について
- 試験問題と同じ問いが問われる
第一にすべきは試験問題の見直し
まず試験直後に再現回答をつくる。
これを当日か翌日中には必ず行う。あとでやろうと思うと忘れて思い出せません。
これは体力的にも精神的にもとても大変な作業だと思います。
なかなかできないと思います。
ですが再現答案をつくれた人は合格している、と不思議な名言もあります。
必ずやりましょう。
そして無事合格したところで、試験問題と再現答案を見直します。
試験中や直後の熱気が冷め、冷静に問題を眺めることができます。
なんでこんなことを?というような見落としに気づくこともあります。
自分の書いた答案の日本語の下手さに凹むこともあります。でも大丈夫。合格しています。
次に自分の回答を見直します。
別の考え方はないだろうかと考えます。
筆記試験においては想像力を膨らませた回答はNGですが、口述試験はなんでもアリです。
いろいろなキーワードをヒントに文章の背後にある社長や社員、人間関係などを想像し、自分なりの仮定を置き、可能性のある答えを考えてみます。
何かしらしゃべればよいので無言になることだけは避けましょう。
そして異なる問いが問われることもあります。
もう一度事例問題を読み解きます。
試験時間内には不十分だったかもしれないSWOT分析を突き詰めてみましょう。
試験予備校から想定問題集が出ています。「資格の○原」は簡単にダウンロードできます。
想定問題を見ながら問題文を分析しなおします。
想定回答は覚えようとしても中途半端に覚えると実際の回答でしどろもどろになるので、暗記はやめたほうがいいです。
想定回答の意味を理解して、自分の言葉で書き直したほうがいいです。
小学生に教えるつもりでわかりやすく。専門用語は使わない。
こんな感じで準備すれば120%大丈夫です。
- 筆記試験直後に再現答案をつくる
- 合格発表後に問題と回答を見直し、別解を考える
- 想定問答集を入手し、小学生が分かるように言い換える
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コメント
いい参考になりました。
ありがとうございます。
プログの更新を期待しております。