中小企業診断士試験は忘却曲線を利用した効率的な暗記をしよう(絶対忘れたくない)

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試験範囲が広くて、覚えてもどんどん忘れる。

数ヶ月かけて全科目1周して2周目やろうと思ったら、完全にはじめましてこんにちわ状態。どうしたらいいの?

この記事はこんな悩みにおこたえします。

 

  • 忘却曲線を利用したスケジュールをたてよう
  • はじめは物足りないくらいの量からはじめよう

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忘却曲線てなんだ?

出典:wikipedia

忘却曲線という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。

ひとは一度記憶しても時の経過とともにどんどん忘れていきます。

どれくらい忘れていくかを表したものが忘却曲線。

だと思っていませんか?

実は少し違います。

 

忘却曲線は、時の経過が少ないほど、より少ない労力で忘れた記憶を再度記憶し直すことができる、ということを表しています。

 

この曲線の縦軸は節約率です。

節約率=節約された時間や回数÷最初に要した時間や回数

時の経過節約率
20分後58%
60分後44%
9時間後35%
1日後34%
2日後27%
6日後25%
1ヶ月後21%

これは、仮に100分かけて覚えたことは、60分後に再度覚え直すのに、100分−44分=56分の時間を要することを意味します。

100覚えたことが、60分後には56を忘れているといった量の話ではありません。

 

いずれにしろ、ひとは一度記憶してもどんどん忘れるということです。

 

でも安心してください。

複数回記憶したことは忘れにくくなる学習曲線というものもあります。

出典:学習曲線を考え、効率的にまずは覚える

記憶を指数関数的に忘却していくのと反対に、学習量は指数関数的に増加していきます。

 

これらのことから、短期間で記憶を再構築し、復習を何度も重ねることが大切だとわかります。

 

勉強スケジュールを立ててみよう

例えば、朝早起きして勉強する場合。

同日の昼か夜に軽くテキストを見たり、頭のなかで思い出してみる。

翌日の朝、復習。

1週間後、復習。

2週間後、復習。

4週間後、復習。

 

カレンダーに学習内容を簡単にメモしておくと、前日、1周間前、2週間前、4週間前にした勉強が、当日のすぐ横と真上につながっているので、何を復習すべきかわかりやすいです。

でもそうすると1日に、新たな内容+4つの復習をしなければいけません。

これは結構たいへんだと思います。

ですので、勉強の最初はほんの軽く、すくない量にとどめましょう。はりきってたくさんやりがちですが、あとでパンクして計画が破綻します。

また1週間のうちに1〜2日の予備日を設けておきましょう。

 

ではまとめです。

  • 忘却曲線を利用したスケジュールをたてよう
  • はじめは物足りないくらいの量からはじめよう

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